null

コトヴィア2連勝へ視界良好「春風特別」（名古屋競馬）

2月26日（月）の名古屋競馬メイン第10レースは「春風特別」（A級6組、名古屋競馬場1500メートル）。

昇級戦でも◎1 コトヴィア（牝4、川西毅厩舎）がいきなりクリアだ。手探り面あった転入戦の前走は、3カ月ぶりの実戦だったが、持ち前の先行力を存分に発揮。3馬身差快勝で絶好のリスタートに成功した。中央では7戦し未勝利に終わったものの4度の馬券貢献をはじめ、ハイレベルな北海道4戦すべてを2着にまとめてみせた能力とスピードはやはり本物だった。コースや環境など慣れが見込め、上積み材料に事欠かない2走目。ライバルに差しタイプが多く、再度有利に先行態勢が築きやすい構成利もある。2連勝へ視界が広がる。

相手筆頭は差し脚シャープな○8 ショートストップ（牡4、今津勝之厩舎）。前走は昇級初戦ながら力で3着に食い込み、いきなりクラスにメドを立てた。当地初の1700メートル戦はスローな流れで上がりの競馬になったが、最後方から外を回って追い上げる好内容。追い込み一手の脚質だがむしろレースが流れる1500メートルの方がキレが生きそうだ。直線の追い比べに持ち込めば逆転も可能。

同様に直線勝負に持ち込みたいのが▲7 フレッチャネーラ（牡4、迫田清美厩舎）。前走はひと息のスタートで競走リズムに乗り切れなかった印象が強い。スムーズに流れに乗れば反撃は十分。

穴は△4 ダブルダブル（牡5、戸部尚実厩舎）。転入戦こそ伸びきれず入着止まりに終わったが、ひと叩き後の2走目からしぶとい走りで連続連対中。相手なりに走れるタイプで昇級戦でも好勝負ができる。