ばんえい
2024年02月25日
チャンピオンカップ組3頭の争い「然別賞」(ばんえい帯広競馬)
2月25日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「然別賞」(オープン-1組)が行われます。
チャンピオンカップ優勝馬アオノブラックに、マルホンリョウダイ、ヘッチャラ、タカラキングダムの4頭が出走を回避。6頭立ての少頭数となりました。
チャンピオンカップから2着インビクタ、3着メジロゴーリキ、5着メムロボブサップの3頭、準重賞のウィナーズカップから1着コマサンエース(牡8、金田勇厩舎)、オープンのウインターカップから3着ギンジ、5歳オープンのダイヤモンドダスト賞から5着キングフェスタが参戦。重賞のチャンピオンカップ組が力量上位ですが、当時の重量よりも軽くスピードも要求されます。
◎2 メジロゴーリキ(牡10、松井浩文厩舎)790キロを本命に推します。2連覇がかかるチャンピオンカップでしたが、アオノブラックより10キロ重い840キロで2秒4差の3着に敗れています。インビクタに続く障害を2番手で越え、4番手から追い込んだ勝ち馬に差されはしましたが、見せ場十分の走り。今回はアオノブラック不在なら巻き返しは可能です。
○1 インビクタ(牡8、松井浩文厩舎)780キロが対抗です。ばんえい十勝オッズパーク杯優勝後はハンデが厳しく、重賞は8度挑戦して勝ち星に繋がっていませんが、チャンピオンカップでは重量にも恵まれ2着と健闘しています。今回は負担重量が軽くなりスピードで押し切りが狙えます。
▲4 メムロボブサップ(牡8、坂本東一厩舎)805キロが3番手です。チャンピオンカップはハンデが厳しく5着でしたが、今回はメジロゴーリキと15キロ、インビクタとは25キロ差と、重量差が縮まります。早めに動いて障害がひと腰で切れたときの末脚の切れはメンバー屈指です。
(文/小寺雄司)