兵庫
2024年02月23日
上位混戦だがラントゥザスカイの堅実さを買う「DASH福山駅前特別」(姫路競馬)
23日(祝・金)の姫路競馬メイン第11レースに「DASH福山駅前特別」(C1一、姫路競馬場800メートル)が行われる。
2月7日に行われたカンザクラ賞の再戦ムードだが、◎7 ラントゥザスカイ(牝6、橋本忠明厩舎)の巻き返しを狙う。前走は直線で窮屈になる場面があり伸びきれなかったが、3着に入って大きく崩れなかった。これまでワンターンで着外に敗れたのは昨年8月のB1B2特別6着だけで、今回のメンバーでは安定感が抜群。外枠も歓迎で今度こそ押し切る。
○8 イエローキャブ(牡6、徳本慶一厩舎)はワンターンで3戦連続3着以内。派手さはないが、激戦のC1で堅実に走れているのは調子のいい証拠。今回も絶好の大外枠を引いており、包まれる心配がなく力を発揮できる。
▲3 セイブロッケン(牡6、寺地誠一厩舎)は少しチグハグな競馬が続いているが、ワンターンは南関東時代に3勝しており、距離適性は高いはず。理想は外枠を引いて先行策を取ることだったが、前走の勝ち馬は抜けて今回の同型馬は隣のゴールドランタンぐらいですんなり先行できそうだ。
☆6 ローズファラオ(牝6、田中一巧厩舎)は最内枠を引いて出脚がつかず、直線でも前が詰まるなどスムーズさを欠いた。これまであまり外へ回す競馬をしていないが、今回は外枠を引いて、持ち味の末脚を発揮しないか。
△4 ゴールドランタン(牝6、岡田利一厩舎)はセイブロッケン同様に前走の勝ち馬が抜けてハナを主張してくる。逃げればしぶとく侮れない。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)