名古屋
2024年02月14日
岡部騎手起用でジャスパーティアラ「ミネルヴァ賞」(名古屋競馬)
2月14日(水)の名古屋競馬メイン第9レースはJRA交流「名古屋CC ミネルヴァ賞」(A級3組・中央1勝クラス、名古屋競馬場1500メートル)。
1勝クラスの交流戦は変わらず中央勢優位の流れが続く。JRA勢は粒ぞろいの構成で、今シリーズもその見立てでいいだろう。V最短は◎12 ジャスパーティアラ(牝4、JRA・森秀行厩舎)。デビュー3戦目に初勝利を挙げた好素材は、その勝利を南関東遠征で飾った。6馬身差完勝の逃げ切りで仕留め、セールスポイントのスピードは地方小回りコースがぴったりフィットする。中央1勝クラスの芝・短距離戦でも主導権を握って掲示板経験があるように実力上位の存在でもある。前走こそ13着大敗に終わったが、7カ月ぶりの復帰戦が影響したと敗因分析できる。ひと叩きされた効果で、再三坂路追い切りで好ラップをマークし、中間ムードはガラリと一変。交流戦に強い名古屋の第一人者・岡部誠騎手の起用も陣営の期待度の表れ。中心視が妥当だ。
○11 クールトラッカー(牡4、JRA・萩原清厩舎)も地方コースを得意とする。待望の初勝利を飾ったのは2走前の南関東遠征で2番手からシャープに抜け出したもの。休養明けの前走を使われて叩き2走目の上積みも加わる。高評価が欠かせない。
ひと息入った臨戦だが、3走前の同条件の笠松遠征での1馬身差2着をはじめ、1勝クラスで好勝負を演じる▲6 ラブミーモナコ(牝4、JRA・村山明厩舎)も差はわずか。
地元勢では好調△10 アプサラー(牝5、迫田清美厩舎)に期待がかかる。前走で転入後の連勝は5でストップしたが、初のオープン参戦でのアタマ差2着惜敗。勝ちに等しい好内容の走りだった。流れに乗って運べれば古巣相手に一撃可能。
おすすめの買い目
馬単(マルチ)
12⇔2・6・10・11(8点)
3連単(フォーメーション)
12→2・6・10・11→2・6・10・11
2・6・10・11→12→2・6・10・11(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)