佐賀
2024年03月03日
重賞2勝ネオシエルが戦線復帰「春望特別」(佐賀競馬)
3日(日)佐賀競馬メイン第8レースは「春望特別」(B級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎2 ネオシエル(牡4、真島元徳厩舎)は、2、3歳時にカペラ賞と佐賀皐月賞の重賞2勝を挙げ、A級との初対戦だった前々走の天山特別(9月3日、1800メートル)を勝利しています。今回は前走の鳥栖大賞(9月24日、2000メートル)11着以来となる約5カ月半の休養明けですが、B級に降級し相手関係はここ2走より楽になっており、力を出せる状態なら初戦から優勝争いでしょう。
○11 ブレーヴジャーニー(セン5、山田徹厩舎)は、B級昇級初戦だった前走のB級3組(2月17日、1400メートル)では、先行馬群の後方を進み、4コーナーで外から楽に前との差を詰め、直線でサトノタケルを交わし1馬身半(コンマ3秒)突き放す余裕のある勝ち方。12月の佐賀転入初戦からの連勝を5に伸ばしました。前々走C1級のフェブラリー特選(2月3日、1860メートル)で2着に6馬身(1秒2)差の圧勝と距離も問題なく、B級特別初挑戦から優勝争いが期待されます。
▲10 サトミノアサヒ(牝4、土井道隆厩舎)は、ネオシエルと昨年8月のロータスクラウン賞(2000メートル)で対戦し、5着の同馬からコンマ4秒差の7着。しかしその後はC1級やB級の中距離戦を8戦し、うち7戦で馬券圏内を確保(3勝)と、順調に使われて力をつけてきています。今回は力量ある馬が揃いましたが、この馬も優勝候補の一角です。
そのほか、直近のB級特別クラスで好成績を挙げている△3 エイシンテラ(牝4、東眞市厩舎)、△5 サンライズハイアー(牡8、真島元徳厩舎)の両馬も引き続き上位争いとなりそうです。
(文/上妻輝行)