ばんえい
2024年03月17日
メムロボブサップの連覇期待「ばんえい記念」(ばんえい帯広競馬)
3月17日(日)のばんえい帯広競馬メイン第7レースには「第56回ばんえい記念」(4歳以上)が行われます。
ばんえい最強馬を決めるレースです。10頭全馬が1000キロの定量で、今年はメムロボブサップに連覇がかかり、1000キロ初挑戦となるセンリョウボス、コマサンエース、ネオキングダムの3頭が大障害に挑みます。レース当日の十勝は雪の予報で軽めの馬場が予想されますが、1000キロは極量で死闘が予想されます。
◎10 メムロボブサップ(牡8、坂本東一厩舎)を本命に推します。今年は連覇が掛かった一戦となります。過去に4勝のスーパーペガサスを筆頭に14頭の名馬が複数回勝利しています。他の重賞と異なり1000キロは極量で真の実力馬が勝つレース。昨年のばんえい記念優勝後も大きく崩れることなく、北斗賞、旭川記念、ばんえいグランプリの重賞3勝を誇るばんえいナンバーワンホースです。
○7 アオノブラック(牡8、金田勇厩舎)が対抗です。同世代のライバル・メムロボブサップに昨年のばんえい記念優勝で一歩リードされた感がありますが、今季は岩見沢記念、北見記念、チャンピオンカップ優勝と好調を維持。昨年は自厩舎のコマサンブラックで初出走し5着と健闘した若手の金田利貴騎手が騎乗する点も注目です。
▲4 メジロゴーリキ(牡10、松井浩文厩舎)が3番手です。第54回ばんえい記念で2着メムロボブサップに10秒5差をつけ優勝。三強の中では最初に1000キロレースを制した実力馬です。昨年はメムロボブサップの10秒7差の3着と毎回勝ち負けのところにいる馬です。
(文/小寺雄司)