岩手
2024年03月23日
転入戦快勝キタノキャスターの連勝か「夢・希望 未来へ前進」(水沢競馬)
23日(土)水沢競馬メイン第12レースは「夢・希望 未来へ前進」。今回はB2級一組・水沢競馬場1600メートルの条件で行われます。
◎9 キタノキャスター(牝5、齋藤雄一厩舎)は中山ダート3着2回から南関東へ移籍。白星こそなかったものの、2、3着各3回。安定した成績を残して岩手入り。B2編入にも恵まれましたが、4番手追走から直線の叩き合いを制して快勝。待望の初勝利を飾りました。馬体重が大幅に減っていましたが、中央時代に470キロ台で好走しており問題なし。同じ水沢マイル戦で連勝に王手をかけました。
○2 エルフィンドール(牝4、佐藤敏彦厩舎)は3戦未勝利から転入後、5勝2着、1回。連対を外したのは状態ひと息だった11月末の12着のみ。その後は休養に入り、3月に復帰。2番手キープから直線一杯で6着でしたが、休み明けを叩かれて上昇確実。好枠を引き当てアッサリまで十分。
▲6 サンエントジアスタ(牝4、菅原勲厩舎)は初勝利まで8戦を要しましたが、ここまで15戦して掲示板外は2回だけ。相手なりに駆ける堅実さが身上です。前走はB2昇級戦でしたが、クビ差2着にまとめて通用を証明。ここでも首位争い必至でしょう。
△8 サンエイマジック(牡6、酒井仁厩舎)は中間に挫石のアクシデントが発生して自重。今季初出走ですが、B1から降格。水沢マイルは3勝、2着3回と実績もあり、いきなりまで。
△7 デルマアシュラ(牡6、菅原勲厩舎)はジリ脚タイプで展開の手助けが必要ですが、直線で確実に台頭。
△11 オートヴィル(牡9、齋藤雄一厩舎)は500キロを優に超す大型馬で、変わり身が見込めます。
(文/松尾康司)