岩手
2024年03月31日
休み明けでも好条件揃ったゴールデンヒーラー「白嶺賞」(水沢競馬)
31日(日)の水沢競馬メイン第12レースは復活したオープン重賞「第30回白嶺賞」(水沢競馬場1400メートル)。
◎4 ゴールデンヒーラー(牝6、佐藤祐司厩舎)は昨年8戦3勝。重賞2勝、準重賞で1勝をマークしましたが、ビッグレースでは不本意な結果に終わりました。今年はマイル以下をメインにローテーションを組んでいく方向。過去、水沢1400メートル3戦3勝に加え、春初戦も3戦3勝と久々はむしろ歓迎。好発進を決め、栗駒賞2連覇へまい進します。
○1 シガーヲスウオトコ(牡9、小林俊彦厩舎)はデビューから大井1200メートルを中心に走り続けて12勝、2着4回、3着8回。転入前のA2・B1戦は2カ月半ぶりの実戦でしたが、レース最速の上がりを駆使して3着。健在を誇示しました。ネックは1400メートル対応ですが、小回り水沢なら問題なし。強烈な末脚を武器に一気に突き抜けるか注目です。
▲5 アメージングラン(牡7、菅原勲厩舎)は中央2勝クラスから、高知9勝。一昨年、重賞・建依別賞を優勝しました。転入戦は1番人気に支持されロングスパートを決めて快勝。着差以上に強い内容でした。1400メートル戦は通算10勝と最も得意とする条件。2連勝に王手をかけました。
△3 ゲンパチプライド(牡5、畠山信一厩舎)は中央ダート1200メートル、1400メートル各1勝から転入。2勝クラスでも前々走4着に善戦しました。小回りをこなせるかがカギですが、アッサリまで。
△7 フジラプンツェル(牝4、瀬戸幸一厩舎)は短距離に活路を求めて本領を発揮しました。
△2 ドルズプライスレス(牡5、伊藤和忍厩舎)は水沢1400メートル4戦4勝。態勢も万全。
(文/松尾康司)