佐賀
2024年04月28日
ウルトラノホシとトゥールリーの2強対決「佐賀皐月賞」(佐賀競馬)
28日(日)佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第12回佐賀皐月賞」(3歳、佐賀競馬場1800メートル)。佐賀3歳三冠の第1冠です。
◎11 ウルトラノホシ(牡、真島元徳厩舎)は、10月にネクストスター佐賀(1400メートル)、カペラ賞(1800メートル)の2歳重賞を連勝し、その後は南関東のダートグレードを3戦。2度目の挑戦だったブルーバードカップJpnIII(1月17日、船橋1800メートル)では勝ち馬からコンマ2秒差の4着と健闘しました。約2カ月半の休養明けとなる今回は、選定されていた西日本クラシック(園田)を回避して佐賀勢同士のこちらへ出走。ここは負けられない一戦でしょう。
○4 トゥールリー(牡、北村欣也厩舎)は、9月の九州ジュニアチャンピオン(1400メートル)など、2、3歳重賞を3勝しています。ここ2走はA2級(3月8日、1750メートル)、ネクストスター西日本(3月28日、園田1400メートル)ともに6着でしたが、古馬との初対戦や、初遠征での他地区馬との戦いでした。ウルトラノホシとは3度対戦し、1勝後に2度先着されていますが、強い相手との対戦を経験し、逆転も十分狙えそうです。
今回は前述の2頭が強力ですが、飛燕賞(2月4日、1400メートル)でトゥールリーに半馬身(コンマ1秒)差に迫る2着だった▲8 トレベルオール(牡、真島正徳厩舎)や、△1 ケンタッキーグレイ(牝、北村欣也厩舎)、△6 キトーウィン(セン、池田忠好厩舎)、△10 カシノルーカス(牡、古賀光範厩舎)、△12 フークファンタジー(牝、手島勝利厩舎)など、2、3歳重賞の上位実績馬が多数出走しており、3番手争いは混戦となりそうです。
(文/上妻輝行)