兵庫
2024年04月11日
アポロテネシーが吉村誠之助騎手と3連勝を狙う「春爛漫特別」(園田競馬)
11日(木)の園田競馬メイン第11レースに「春爛漫特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎7 アポロテネシー(牡9、長倉功厩舎)は中央の元オープン馬で、その後の高知で7勝。さらに兵庫へ転入してからも4戦3勝と9歳ながら衰えを感じさせない動きを見せている。前走も手応えに余裕を残したまま勝利しており、B2は通過点といったところだろう。テンションが高く、追い切りをかけられない点はネックだが、調子はキープできている。鞍上にはJRAの吉村誠之助騎手を迎えて、3キロ減で出走できるのも有利になる。
○5 ギユウ(牡5、盛本信春厩舎)は掛かりやすい気性で折り合いに苦労する競馬が多かったが、ここ2走は鴨宮祥行騎手が騎乗してうまく末脚を引き出しおり、2戦連続で2着と結果を出している。前走のベラジオソノダラブに続いて今回も1頭強力な先行馬がいるが、連争いの筆頭に置いた。
▲12 サトノキリンジ(牡5、石橋満厩舎)の前走はアポロテネシーから離された4着だったが、内枠から外へうまく持ち出して最後まで懸命に伸びていた。速い流れになれば逆転も考えられるが、今回はそこまで速くなることは望みづらく、連争いまでか。
☆1 キングダイヤモンド(牡4、保利良平厩舎)は強力な先行馬と当たることが多く、今回もアポロテネシーが立ちはだかる。内枠を利して逃げれば、2走前のように見せ場を作れる。
△6 オーケン(牡4、南弘樹厩舎)は逃げ候補の1頭。テンの速さは通用するが、あとはどこまで粘り込めるか。
△10 ストロングジェット(牡8、保利良次厩舎)はペースが速くなれば台頭できる。下原理騎手と相性が良く、引き続きコンビを組めるのは大きい。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)