佐賀
2024年04月07日
花吹雪賞圧勝の高知グラインドアウト優勢「ル・プランタン賞」(佐賀競馬)
7日(日)の佐賀競馬メイン第6レースは地方全国交流重賞「第23回ル・プランタン賞」(3歳牝馬、佐賀競馬場1800メートル)。グランダム・ジャパン3歳シーズンの第2戦です。
◎5 グラインドアウト(高知・田中守厩舎)は、地元で2勝を挙げ、前走の花吹雪賞(1月21日、1800メートル)で佐賀初遠征。逃げたビーアライブの3番手につけ、3コーナーで内から先頭に立った後は後続との差を広げていき、同じく高知のピクシースカイに8馬身(1秒6)差を付ける圧勝でした。出走メンバーの中で重賞の勝利実績があるのはこの馬だけ。前走の再現も十分狙えそうです。
○12 クライムエンジェル(兵庫・高馬元紘厩舎)は、前々走の兵庫クイーンセレクション(1月25日、姫路1400メートル)ではスタートで躓いて後方からの競馬となり、ニジイロハーピー(名古屋)から2秒9差の9着でしたが、それ以外の3戦は逃げを打っていずれも連対しています。今回は初の兵庫県外輸送、初中距離戦ですが、好スタートを決めれば粘り込みが期待できそうです。
▲9 フェリシス(兵庫・石橋満厩舎)は、8月に初出走戦(園田1400メートル)を勝利後は兵庫若駒賞(8月31日、園田1400メートル)に挑戦し、勝ち馬からは1秒2差を付けられましたが3着を確保。その後はJRA京都の2歳1勝クラスの特別戦に2度挑戦し、6着、8着と健闘しています。勝ち星はデビュー戦のみですが、早い時期から強敵と戦ってきた経験がここで活きそうです。
佐賀からは花吹雪賞4着の△4 シーブレ(渡辺博文厩舎)、3歳特別勝ちのある△6 ケンタッキーグレイ(北村欣也厩舎)に遠征勢の一角崩しの期待がかかります。
(文/上妻輝行)