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勝って降級と条件有利マイグレーション「エイプリルカップ」（水沢競馬）

9日（火）の水沢競馬メイン第12レースは「エイプリルカップ」（B2、水沢競馬場1400メートル）。

◎4 マイグレーション（牡6、飯田弘道厩舎）は中央ダート1200、1400メートル各1勝から転入。移籍3戦目の盛岡ダート1200メートル戦を完勝し、重賞・絆カップで5着を確保しました。今季はA級からB1へ降格。前走は鮮やかな直線抜け出しを決め、格の違いを見せつけました。しかも勝って今度はB2へ降格したのは強運。活きのいい若駒がいますが、地力上位は明らか。2連勝に王手をかけました。

○6 ピラヴロス（セン4、伊藤和忍厩舎）は昨年4月にデビュー。あっさり3連勝を飾り、重賞・東北優駿へ挑戦。さすがに相手が大幅に強化されて8着に沈みましたが、以降は年をまたいで2勝、2着2回。軌道修正に成功しました。まだレースキャリアが浅く伸びしろ十分。成長力を前面に逆転をもくろみます。

▲1 マナホク（牡5、佐藤雅彦厩舎）は一昨年、北斗盃、北海優駿3着の実績を引っ提げて転入。いきなり重賞・不来方賞を制しました。続くダービーグランプリで12着後、南関東、北海道と転籍し、昨年11月に再転入。今回は約3カ月ぶりの実戦がネックですが、B2なら首位争い必至。

△8 レディブラウン（牝6、千葉幸喜厩舎）は北海道A4から転入。格付けにも恵まれて目下3連勝。前走もあっさり逃げ切りを決め、好調をアピールしました。勢いに乗ってここも突破するか。

△2 ピシュマニエ（牝7、菅原勲厩舎）はひと叩きされて前走2着。ペースが落ち着けばその再現まで。

△5 モンゴリアンキング（セン5、菅原右吉厩舎）はムラさがネックですが、底力一目。