佐賀
2024年04月13日
フェノーウルフの押し切りなるか「スプリングスター賞」(佐賀競馬)
13日(土)の佐賀競馬メイン第5レースは「スプリングスター賞」(3歳、佐賀競馬場900メートル)。
◎4 フェノーウルフ(牡、鮫島克也厩舎)は、今回と同じ900メートル戦だった前々走のポーラスター特別(3月9日)では、逃げたユウノワンワンの2番手を追走。3コーナーから差を開げられ逃げ切りを許しましたが、6馬身(1秒1)差の2着は確保しました。今回はそのユウノワンワンは不在の一戦。先行策が取れれば今回は優勝争いとなりそうです。
○1 オンリエド(牡、中川竜馬厩舎)は、高知からの転入初戦。高知では4戦ともに勝ち馬に大きな差を付けられていましたが、デビュー地の北海道では1100メートル以下を11戦し、馬券圏内に7度進出していました。先行力もあり、馬場が変わっての変わり身を警戒したいところです。
▲5 カーチャ(牝、九日俊光厩舎)は、前走の3歳4組(3月8日、1400メートル)では直線で不利を受けましたが、勝ち馬からコンマ2秒差の3着に食い込みました。前の争いが激しくなるようなら、末脚台頭となりそうです。
△6 スマイルフォレスト(セン、九日俊光厩舎)は、前走の3歳6組(3月30日、1300メートル)では2番手から4コーナーで先頭を奪うと、直線楽に突き放して初勝利を挙げました。今回は特別戦に挑戦ですが、900メートルはデビュー戦、2戦目と先行策から馬券圏内を確保した経験があり、相手強化でも上位争いが期待されます。
△9 カガカプチーノ(牡、松島壽厩舎)は、JRAから転入後の佐賀2戦はいずれも先行して連対しており、引き続き先行策からの粘り込みが期待されます。
(文/上妻輝行)