ばんえい
2024年04月27日
実績上位マルホンリョウユウ「すずらん賞」(ばんえい帯広競馬)
4月27日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「すずらん賞」(4歳オープン)が行われます。
最軽量620キロがスーパーチヨコ、630キロがクリスタルゴースト、ホクセイキムタク(牡、金山明彦厩舎)、ジェイライフ(牡、坂本東一厩舎)など4頭、640キロがアシュラダイマオーなど2頭、650キロがキョウエイプラス、トップハンデ660キロがマルホンリョウユウ、タカラキングダム。その差は最大40キロと微妙です。世代限定戦ではハンデも重要ですが、春競馬は仕上がりが一番のファクターと言えます。
◎6 マルホンリョウユウ(牡、金田勇厩舎)660キロを本命に推します。今季初戦はA1級混合・青葉特別でコウテイの2着と敗れていますが、1秒1の僅差。勝ち馬がばんえい記念5着だったことを考慮すると大健闘と言えます。重賞では、ナナカマド賞がタカラキングダムの3着、翔雲賞はキョウエイプラスの2着、イレネー記念はアシュラダイマオーの2着と勝ち切れませんでしたが、ばんえい大賞典でホクセイタイヨウに3秒0差をつけて念願の初制覇。その後、ばんえい菊花賞も勝ち3歳二冠馬になっており、実績上位は明白です。
○4 クリスタルゴースト(牡、長部幸光厩舎)630キロが対抗です。今季初戦のB2級-3組を勝ち、昨季から4連勝と好調を維持しています。ここまで重賞出走はなく、昨季一気に力をつけた1頭。マルホンリョウユウと30キロ差あればチャンスもあります。
▲9 スーパーチヨコ(牝、長部幸光厩舎)620キロが3番手です。2歳シーズンの黒ユリ賞を勝ち、ばんえいオークス2着の実績馬ですが、順調に使えない面も。今回は軽量を生かし大駆けが期待されます。
(文/小寺雄司)