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ノーブルサターン2連覇濃厚「シアンモア記念」（盛岡競馬）

12日（日）の盛岡競馬メイン第11レースは「第49回シアンモア記念」（盛岡競馬場ダート1600メートル）。

◎3 ノーブルサターン（牡10、板垣吉則厩舎）は昨春、シアンモア記念をハイタイムで制し、終盤には北上川大賞典、トウケイニセイ記念、桐花賞と圧巻の重賞3連勝。満票で岩手年度代表馬に選出されました。冬期間は放牧先で休養し、昨年と同様、赤松杯から始動。2年連続で4着に終わりましたが、休み明けは動かないタイプですから想定内の結果。ひと叩きされて気配アップは確実。2連覇に王手をかけました。

○1 グランコージー（牡7、千葉幸喜厩舎）は昨年11月、南関東A2級から3度目の里帰り。1勝のみに終わりましたが、転厩で心機一転。赤松杯で鮮やかな逃げ切りを決め2連勝を飾りました。通算13勝のうち9勝をマイル戦でマークするスペシャリスト。コース替わり、マークもさらに厳しくなるでしょうが、絶好枠を引き当て逃げ切りまで十分考えられます。

▲6 ヴァケーション（牡7、畠山信一厩舎）は一昨年、水沢1600メートルで行われたシアンモア記念を優勝。JpnI（全日本2歳優駿）馬が見事復活しました。昨年も一條記念みちのく大賞典を圧勝し、健在を誇示。気になるのは昨年のシアンモア記念7着ですが、上昇ムード明らか。

△4 スズカゴウケツ（牡7、千葉幸喜厩舎）は再転入戦の赤松杯では7着に凡走しましたが、左回りに替わって反撃なるか。

△5 ライアン（牡5、佐藤浩一厩舎）は赤松杯で2着に好走。羽田盃2着馬が復活の手ごたえをつかみました。

△8 フレイムウィングス（セン7、酒井仁厩舎）は距離不足ですが、地力互角。