岩手
2024年05月21日
3連勝なるかレディブラウン「ラナンキュラス賞」(盛岡競馬)
21日(火)の盛岡競馬メイン第12レースは「ラナンキュラス賞」(B1級一組、盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎3 レディブラウン(牝6、千葉幸喜厩舎)は北海道デビューで南関東移籍後は牝馬クラシックをにぎわした強豪牝馬。昨年12月に岩手入りし6戦5勝。3走前のB2・エイプリルカップで3着に敗れましたが、2連勝で軌道修正できました。転入後は1400メートル以下を使われていますが、川崎1600メートルで1勝なら克服十分。3連勝に王手をかけました。
○9 アダマスミノル(牡5、畠山信一厩舎)は中央ダートで2着3回、3着2回、南関東1勝・B3から転入。3戦連続で2着を確保し、安定した取り口を披露しています。その半面、勝ち切れない面がネックで、前走も4コーナー先頭から2着に惜敗しました。しかし、盛岡も2度目でコースにも慣れたはず。今度こそ首位を奪取したいところでしょう。
▲7 リョウフウ(牡5、三野宮通厩舎)は実戦を使われながら良化一途。前走鮮やかな直線抜け出しを決めました。成績が示すとおり本領発揮は決め手を生かせる盛岡戦。前走タイムもすばらしく、再現の可能性も十分考えられます。
△12 リリーアロー(牡5、伊藤和厩舎)は今季初戦A級戦4着後、出走取消のアクシデントがありましたが、影響なく復帰して4、3着。相手なりに駆ける堅実さを身上とし、盛岡マイルも得意条件。
△1 トランセンドパスト(牡6、櫻田康二厩舎)は中央ダート1勝、南関東2勝・B3から転入。初戦を3着にまとめました。距離延長も問題なし。
△2 ハピネスガッサン(牝5、菅原右吉厩舎)はレース巧者。ここでもマークが欠かせません。
(文/松尾康司)