佐賀
2024年05月19日
地元同士での重賞ならサトノディード「佐賀スプリングカップ」(佐賀競馬)
19日(日)の佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第7回佐賀スプリングカップ」(佐賀競馬場1800メートル)。
◎1 サトノディード(セン9、真島元徳厩舎)は、前走の高千穂峰特別(5月3日、1800メートル)ではスタートでダッシュがつかず後方からとなりましたが、3コーナーで前の集団に取りつくと、4コーナーで一気に先頭を奪い、アエノブライアンに1馬身半(コンマ3秒)差をつけて佐賀初勝利を挙げました。前々走のはがくれ大賞典(3月24日、2000メートル)は5着でしたが、佐賀最先着の4着タガノファジョーロとは半馬身(コンマ1秒)差。佐賀勢同士の重賞なら優勝争いとなりそうです。
○12 ヒストリーメイカー(牡10、手島勝利厩舎)は、4走前の中島記念(12月24日、1800メートル)で佐賀重賞初勝利。ここ2走は佐賀記念JpnIII(2月12日、2000メートル)7着、東海桜花賞(4月9日、名古屋2100メートル)8着と、交流重賞で敗れていますが、佐賀勢同士に戻り、巻き返しを期待したいところです。
▲3 タガノファジョーロ(牡8、九日俊光厩舎)は、3走前の佐賀記念JpnIIIは6着、前々走のはがくれ大賞典は4着と、いずれも佐賀最先着を確保しています。ここまでの重賞2勝(佐賀王冠賞、九州大賞典)はいずれも2000メートル以上ですが、昨年の佐賀スプリングカップでは勝ち馬からコンマ8秒差の3着と、この距離でも上位争いに食い込んでいます。
そのほか、2月の転入後は逃げてA級特別クラス2勝の△7 エイシンダンシャク(牡7、山田義人厩舎)、佐賀の中距離戦初出走の△9 リーチ(牡6、真島正徳厩舎)らも上位争いに加わりそうです。
(文/上妻輝行)