兵庫
2024年05月22日
素質馬ミステリーボックスが復帰戦を飾る「丹波篠山茶特別」(園田競馬)
22日(水)の園田競馬メイン第11レースに「丹波篠山茶特別」(A2B1、園田競馬場1700メートル)が行われる。
◎8 ミステリーボックス(セン5、柏原誠路厩舎)は前回兵庫に在籍していた時に3連勝して中央へ復帰し、そして復帰初戦でいきなり1勝クラスを勝利した実力馬。その後は2勝クラスで3戦してすべてふた桁着順で兵庫へ再転入となったが、能力検査では馬なりで軽快な動きを見せており、力落ちはなさそう。むしろこれまで気性的にうるさい面を見せることが多かったが、落ち着きが出ており精神面の成長がうかがえる。従来のパフォーマンス通りならA2編入でもいきなり通用しそうで、初戦から狙いたい。
○5 グロリアドーロ(牡4、石橋満厩舎)は蕁麻疹で前走を取り消したが、その後は問題なく調整できている。その前のレースでは不良馬場でノメって力を出し切れなかったが、今回は良馬場が濃厚で末脚を発揮できる。
▲7 クフィール(牡4、新子雅司厩舎)の前走は58キロを背負ったうえに、同型馬に競られて厳しい展開になった。今回は前走から1キロ減の57キロで出走でき、前走ほど競り合う展開になる可能性は低そうで巻き返す可能性が高い。
☆2 ビナホイアン(牡5、中塚猛厩舎)は昇級戦になるが、前走は強敵を豪快に差し切っており、大きな壁はなさそう。距離延長でも問題なく、脚の使いどころひとつで上位争いになる。
△1 ホクザンゴールド(牡5、橋本忠明厩舎)は少しクラスの壁に当たっている印象だが、今回は最内枠を引いており、ハナまで行ければ一変がありそうだ。鴨宮祥行騎手との新コンビでどのような変身を見せるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)