笠松
2024年05月24日
笠松得意なインナーサンクタム「桔梗特別」(笠松競馬)
5月24日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「桔梗特別」(A級3組、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬が多いが、勝って同条件と参戦アドバンテージがある◎1 インナーサンクタム(牡4、川嶋弘吉厩舎)が軸に一番ふさわしい。笠松出張戦に矛先を向けた3月のB級1組特別から当地で1、2、1、3、1着。前走はマイル戦だったが、好位キープから難なく抜け出し、A級2勝目を鮮やかに飾ったように、抜群のコース相性の良さを誇る。勝ち時計の1分41秒8も上々と言え、強調材料のひとつ。好調ライバルぞろいだが、連軸に期待したい。
○2 マルヨミニスター(牝5、柴田高志厩舎)は休養明けをひと叩きして迎える復帰2戦目。前走は4着に留まったが、中団から追い上げて及第点の走りと言えた。休養前にはA級2組や3組特別を勝ち切っている実績派でもある。ひと叩き効果も加わり、当然勝ち負けだ。
一方、▲3 コトシロ(牝4、森山英雄厩舎)は前走のA級2組でのクビ差2着好走が評価の対象。A級昇級後もコンスタントに好勝負する安定感は馬券に欠かせない1頭と言える。
穴は△10 エムエスドン(牡4、竹下直人厩舎)の一撃。再昇級戦になるが、2〜3歳時にライデンリーダー記念Vなど重賞戦線で活躍した素質馬でA級上位に入っても全くヒケは取らない。当地は2戦2勝と脚質、コースにもフィットしている。連勝あっても驚けない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)