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ダイリンファイターが連勝伸ばすか「黒岳特別」（ばんえい帯広競馬）

5月25日（土）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「黒岳特別」（A2級混合）が行われます。

混合戦で前走A1級-2組混合7着のゴールドハンター（牡7、金田勇厩舎）、A2級・つつじ特別3着のジェイホースワンなど5頭、B1級-3組1着のホクセイサクランボ、B1級-4組1着のコウシュハハリアー（牡6、松井浩文厩舎）、スーパートレーナー賞1着のダイリンファイターの異なるメンバー構成です。レース前日の降雨の影響もあり、やや軽めの馬場が予想されます。

◎1 ダイリンファイター（牡8、小林長吉厩舎）675キロを本命に推します。ばんえい界お約束、春競馬でのクラス降級馬が活躍する見本の様な走りを披露しています。今季初戦はゴールデンペガサスからコンマ3秒の僅差2着と敗れていますが、2戦目から3連勝とすると、前走のスーパートレーナー賞は選抜戦で相手には恵まれましたが、2着ウンカイタイショウに2秒1差をつけて4連勝の快進撃中です。今回はA2昇級初戦で相手強化に重量増と厳しい条件が重なりますが、昨季最終戦のA1級-1組・大平原特別では765キロで1着の実績もある実力馬です。

○2 ジェイホースワン（牡5、坂本東一厩舎）670キロが対抗です。レース前日の降雨の影響で軽めの砂での競馬が予想されます。スタートからテンに置かれるタイプのジェイホースワンにとって展開が不利に思われますが、極端に軽くならない限り、差し馬にとって道中で余分な力を使わずに追走できる軽めの馬場の方が好結果に繋がるのがばんえい競馬の奥の深いところです。

▲7 ピュアリーナナセ（牝5、今井茂雅厩舎）650キロが3番手です。今季は3戦し、初戦はジェイホースワンから33秒7差の9着、2戦目は牝馬重賞のカーネーションカップでしたがサクラヒメから18秒6差の5着、前走のA2級・つつじ特別でもスイの5着でしたが、着差は3秒1と確実に詰めているのは復調の証です。