岩手
2024年05月26日
上昇気配グローリーグローリが連覇へ「あすなろ賞」(盛岡競馬)
26日(日)の盛岡競馬メイン第10レースは重賞「第25回あすなろ賞」(盛岡競馬場ダート1800メートル)。
◎5 グローリーグローリ(牡9、菅原勲厩舎)は昨年の覇者。赤松杯に続いて重賞2つ目を獲得しました。その後は夏負けに加えて脚部不安が発生。順調さを欠き、今季2戦とも着外に終わりましたが、前回完勝。上昇ムードで臨めるのも心強い材料です。コースを問わず、ゆったりと流れる1800メートルは歓迎。あすなろ賞2連覇に王手をかけました。
○1 スズカゴウケツ(牡7、千葉幸喜厩舎)は昨年のシアンモア記念、一條記念みちのく大賞典で2着。大一番で強さを発揮しました。冬期間は南関東へ移籍して2戦3着から帰郷。赤松杯7着、シアンモア記念6着と伸びひと息でしたが、今回はメンバーが緩和。待望の重賞制覇のシーンまで。
▲7 フレイムウィングス(セン7、酒井仁厩舎)は中央ダート2勝、南関東1勝・B1から転入。岩手未勝利ですが、北上川大賞典、桐花賞で2着に善戦しました。今季2戦はマイルの忙しい競馬が合わなかった印象。盛岡1800メートルのJRA2勝クラスとの交流・東京カップけやき賞3着なら条件ベスト。
△3 ゴールドギア(牡9、伊藤和忍厩舎)は芝が主戦場ですが、前走2着のようにダートにも対応できるタイプ。昨年のあすなろ賞で2着に好走し、目が離せない存在です。
△4 タイセイメガロス(牡7、木村暁厩舎)は中央芝2勝、笠松2勝から岩手入り。初戦は久々の実戦で9着に終わりましたが、以降は2、3着。これで通用のメドが立ちました。
△8 レールガン(牡7、佐藤浩一厩舎)は徹底した追い込み馬。ペースが速くなれば台頭。
(文/松尾康司)