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決め脚魅力のナムラミシェル「サマーアタック」（笠松競馬）

6月18日（火）の笠松競馬メイン第10レースは「サマーアタック」（B級以下オープン、笠松競馬場1400メートル）。

笠松所属馬限定戦だが、企画レースともあってレベルの高いV争いが期待できそうだが、中心は◎2 ナムラミシェル（牝4、後藤佑耶厩舎）だ。当地9戦6勝、2着2回、3着1回と持ち前の先行力と堅実差しで安定感のあるレースを披露する。手ごろな相手だったが、復帰戦の2走前のC2特選を好位から豪快な抜け出しで5馬身千切れば、前走は昇級戦もあっさり突破。粒ぞろいのメンバーのB級2組特別にいきなり編成されたが、直線鮮やかに差し切って1馬身半差とこれまた快勝で飾ってみせた。約4カ月のミニ充電で決め脚が威力を増した印象だ。中間は追い切り気配がアップし、さらに上昇ムードがうかがえる。人気どころに逃げ、先行タイプが多い中、控えるレースもいとわない攻め幅の広さも強みになりそうだ。

最大のライバルは○8 イカロス（牡5、加藤幸保厩舎）。中央1勝馬のスピード自慢で、当地1400メートル戦は8馬身、5馬身と2戦ともに圧倒する。同タイプのライバルぞろいだが、ワンクラス上の先行力で振り切るか。

勢い魅力は▲3 サルジュターグ（牡4、栗本陽一厩舎）。復帰戦こそ先に抜け出した勝ち馬に振り切られたが、その後のC級特別2戦を差し、逃げと味のある内容で2連勝。大敗ばかりに終わったが、中央1勝クラスへの武者修行効果が出ているようだ。蓄える力と上る勢いは軽視できない。

△6 アイファーダイオウ（牡4、加藤幸保厩舎）はナムラミシェルに前走捕らえられたが、1馬身半差と大きく負けていない。馬券に欠かせない1頭だ。