ばんえい
2024年06月29日
特別戦ならウチュウジンに妙味あり「渡島家畜商北斗大野輓馬大会」(ばんえい帯広競馬)
6月29日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「渡島家畜商北斗大野輓馬大会」(B2級-1組)が行われます。
6月9日の平場の1組勢では1着ジェイライフは不在ですが、2着レッドクイーン(牝5、小林長吉厩舎)、3着コウシュハパワフル(牡6、松井浩文厩舎)、4着ウチュウジンなど7頭と多く再戦模様。しかし別路線の2組で1着フェアリーマイ、3着ジェイホースに、B3級-3組を勝って昇級したサカノハマナカも力量的には大差ありません。全馬平場戦から特別戦となり、負担重量は前走時よりもレッドクイーンとサカノハマナカが30キロ増、ほかは20キロ増で争われます。
◎6 ウチュウジン(牡6、大河原和雄厩舎)650キロを本命に推します。今季は8戦して1勝。前走の1組戦ではジェイライフから8秒9差の4着と敗れていますが、中位を進み、直線で鋭く伸びて見せ場十分でした。馬場状態に左右されない強みがあり、道中息が入る特別戦の重量の方が展開は向きそうです。
○2 ジェイホース(牡4、松井浩文厩舎)640キロが対抗です。前走2組はフェアリーマイの3着ですが、着差は1秒0とわずか。今季8戦して2、3着各2回で未勝利ですが、障害巧者です。今回は前走から20キロ増となりますが、昨季最終出走では720キロで2着の実績もあります。
▲9 フェアリーマイ(牝6、岩本利春厩舎)630キロが3番手です。前走2組で今季初勝利を挙げています。今回は前走1組勢との対戦となりますが、前走の前半48秒のペースと勝ちタイムの1分40秒4を考慮しても力量差はなく、持ち前の障害力を生かせば2連勝も可能です。
(文/小寺雄司)