佐賀
2024年06月30日
距離短縮でトゥールリーが巻き返すか「佐賀ユースカップ」(佐賀競馬)
30日(日)の佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第4回佐賀ユースカップ」(3歳、佐賀競馬場1400メートル)。
◎7 トゥールリー(牡、北村欣也厩舎)は、春の3歳二冠は佐賀皐月賞(4月28日、1800メートル)、栄城賞(5月26日、2000メートル)ともにウルトラノホシの4着でした。これまでの重賞3勝のうち、九州ジュニアチャンピオン(23年9月3日)と飛燕賞(2月4日)は1400メートル戦でした。距離短縮で巻き返しての重賞4勝目も十分狙えそうです。
○4 ムーンオブザサマー(牝、土井道隆厩舎)は、昨年7月のデビュー戦から3連勝。その後は勝ち星がありませんが、九州ジュニアチャンピオン、ネクストスター佐賀(23年10月1日、1400メートル)の2歳重賞はともに2着でした。冬から春にかけて休養し、5月の復帰後はB級戦を2戦して4、2着と健闘。3歳同士に戻る今回は優勝争いまで期待したいところです。
▲9 トレベルオール(牡、真島正徳厩舎)は、10月の佐賀転入後は9戦中8戦で馬券圏内を確保しています。3走前の飛燕賞ではトゥールリーから半馬身(コンマ1秒)差の2着でしたが、佐賀皐月賞と栄城賞はともに3着と、同馬に先着。今回は先行馬が揃った一戦となり、差し脚が活きる展開となれば重賞初制覇も射程圏となりそうです。
そのほか、九州ジュニアチャンピオン3着の△2 グッドタイミング(牝、九日俊光厩舎)、前走のスターマイン特別(6月9日、1400メートル)を勝った△10 フークファンタジー(牝、手島勝利厩舎)、佐賀での5戦すべてで馬券圏内を確保し今回が重賞初挑戦の△12 オンリエド(牡、中川竜馬厩舎)らも上位争いに加わりそうです。
(文/上妻輝行)