佐賀
2024年06月01日
佐賀SC・3着サトノスライヴ佐賀初勝利なるか「英彦山賞」(佐賀競馬)
6月1日(土)佐賀競馬メイン第4レースは「英彦山賞」(A1・A2級、佐賀競馬場1860メートル)。
◎1 サトノスライヴ(牡7、真島正徳厩舎)は、佐賀転入初戦だった前々走の高千穂峰特別(5月3日、1800メートル)では先行集団に付けましたが、直線で伸びず勝ち馬から3秒1差の8着でした。しかし、前走の佐賀スプリングカップ(5月19日、1800メートル)では中団の後ろから3コーナーで前との差を詰めにかかり、逃げ勝ったテイエムフェローからコンマ8秒差の3着に食い込みました。今回は佐賀スプリングカップの参戦馬の中では最先着で、前走よりも相手が楽になり、佐賀初勝利も狙えそうなメンバー構成となりました。
○6 エイシンダンシャク(牡7、山田義人厩舎)は、佐賀スプリングカップではハナを奪ったテイエムフェローに外から併走する2番手を進みましたが、3コーナー手前で位置取りが下がっていき、9着に敗れました。佐賀でのここまでの2勝はいずれも逃げ切り勝ちで、今回はテイエムフェローが不在となり、前走よりは楽に逃げられそうなだけに、巻き返しを期待したいところです。
▲7 グローリー(牡5、大島静夫厩舎)は、11月から3月にかけてA級特別や重賞で6戦連続で馬券圏内を確保。ここ2走は6、5着に敗れていますが、前開催の佐賀スプリングカップは登録のみで回避しており、休養を取って立て直されてくれば、再び優勝争いに加わってきそうです。
そのほか、中距離戦初挑戦ですが先行策が取れそうな△2 ペリーアイランド(牡5、山田徹厩舎)、佐賀2戦ともに掲示板内の△8 スリーエクスプレス(牡5、渡辺博文厩舎)にも上位争いが期待できそうです。
(文/上妻輝行)