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相手に恵まれたサクラヒメ「ミントスポット杯」（ばんえい帯広競馬）

7月1日（月）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ミントスポット杯」（オープン）が行われます。

王者メムロボブサップやアオノブラックが不在で少し寂しいメンバー構成です。前開催の重賞・北斗賞から4着オーシャンウイナー（牡6、中島敏博厩舎）、5着ヘッチャラ（牡5、鈴木邦哉厩舎）など5頭、A1級-1組混合・シルバーカップから6着ゴールドハンターに、前開催は出走しなかったサクラヒメ、ツガルノヒロイモノの8頭立て。サクラヒメ（オープン・大雪賞2着）以外は前走馬券圏外です。

◎3 サクラヒメ（牝6、今井茂雅厩舎）675キロを本命に推します。今季は3戦しか使われていませんが、初戦の重賞・カーネーションカップでスイに8秒7差をつけて勝利し、続くさつき特別ではインビクタを0秒6差抑え2勝目を挙げています。その勢いで挑んだ大雪賞も1番人気に支持されましたが、流れに乗り切れずインビクタの0秒7差の2着と敗れています。今回はそのインビクタが不在だけにスピードで押し切ります。

○5 ツガルノヒロイモノ（牡5、長部幸光厩舎）690キロが対抗です。今季はオープンの壁に阻まれて前走の大雪賞も直線で脚が上がり14秒8差の6着でした。しかしレース当日は雨予報で時計の競馬になるのは必至。スピード自慢のこの馬に逃げ切りの期待がかかります。

▲1 コウテイ（牡7、槻舘重人厩舎）690キロが3番手です。今季は初戦のA1級混合・青葉特別でマルホンリョウユウに1秒1差をつけて勝利。その後4戦して、北斗賞こそ7着でしたが、その他は4、3、3着の安定感は障害巧者の証です。切れ味勝負になると厳しいものの、軽めの砂の方が持ち味は生きるタイプといえます。