佐賀
2024年07月07日
転入戦圧勝テイエムフォンテの押し切りなるか「向夏特別」(佐賀競馬)
7日(日)佐賀競馬メイン第9レースは「向夏特別」(B級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎7 テイエムフォンテ(牡5、平山宏秀厩舎)は、JRAからの転入初戦だった前走のB級3組(6月9日、1400メートル)では逃げたキタカラキタオペラを外の2番手で追走。3コーナーで先頭に立つと、楽に後続との差を広げ、テイエムエポックに1秒9差をつける圧勝でした。今回は中距離特別への出走ですが、JRA所属時には1勝クラスで1800メートル(中京)での勝ち星もあり、距離延長は問題なさそう。B級特別上位実績馬が多数出走と、相手は一気に強化されますが、前走の内容ならここでも優勝争いが期待できそうです。
○3 エイシンテラ(牝4、東眞市厩舎)は、前走の水無月特別(6月23日、1750メートル)では、中団から3コーナーで前との差を詰めていき、直線では危なげなく先頭に立ってウインモリオンに2馬身半(コンマ5秒)差をつけてB級特別初勝利を挙げました。今回は水無月特別から上位3頭を含む5頭が出走。再度の優勝争いとなりそうです。
▲2 サンライズハイアー(牡8、真島元徳厩舎)は、先行策から近5走中4走で馬券圏内を確保と安定した走りを見せていますが、水無月特別では4コーナーで先頭に立つシーンもあったものの、直線でエイシンテラに交わされコンマ5秒差の3着。最後の伸び脚に課題が残るところです。
そのほか、前々走の青葉賞(5月25日、1860メートル)2着の△6 アンパト(セン4、池田忠好厩舎)、水無月特別で最後にサンライズハイアーを交わして2着に食い込んだ△9 ウインモリオン(牡6、山田徹厩舎)らも引き続き上位争いとなりそうです。
(文/上妻輝行)