レース展望・予想

兵庫

2024年07月12日

連覇を目指すハクサンアマゾネスが断然の主役「兵庫サマークイーン賞」(園田競馬)

12日(金)の園田競馬メイン第11レースにグランダム・ジャパン古馬秋シーズン「第17回兵庫サマークイーン賞」(3歳以上牝馬、園田競馬場1700メートル)が行われる。

◎4 ハクサンアマゾネス(牝7、金沢・加藤和義厩舎)が連覇を狙って今年も参戦する。昨年は初めての輸送競馬で未知な点が多かったが、輸送による馬体重の増減はなく、レースでも3コーナー先頭から押し切る完璧な内容で格の違いを見せつけた。前走の百万石賞では終始持ったまま7馬身差の圧勝で4連覇を達成しており、いまだに衰えはない。「暑さは気になるが、順調に来ている」と加藤和義調教師は話しており、連覇の可能性が高い。

○3 サーフズアップ(牝4、船橋・山下貴之厩舎)は昨年の楠賞以来となる園田参戦になるが、当時は落馬によるあおりを受けて後方に下がってしまい、まともな競馬にならなかった。2走前の若草賞土古記念を見る限り、少しズブい面が出ているようで中距離戦の方が現状は良さそうだ。ここを目標に間隔を空けて調整されており、楠賞の無念を晴らしたい。

▲7 スマートムーラン(牝5、永島太郎厩舎)が地元の期待馬。JRA3勝の実績を引き下げて迎えた前走は、有力馬が出遅れて自ら前を捕まえに行く展開になったが、反応良く動いて2着と収穫のある一戦になった。追い切り後のテンションは上がっておらず馬体の張りも良好。追い比べになると好勝負になりそうだ。

☆8 グレースルビー(牝7、大井・堀千亜樹厩舎)はグランダム・ジャパン古馬春シーズンで2位に入った実力馬。若草賞土古特別では前述したサーフズアップを完封しており、ここなら実力上位の存在だが、近走は少し調子が上がってこない印象。底力でどこまでカバーできるか。

△2 アンティキティラ(牝5、高知・別府真司厩舎)はダートグレードの兵庫女王盃JpnIIIこそ振るわなかったが、2年連続で秋の兵庫クイーンカップに参戦して2、3着と好走している。兵庫サマークイーン賞は初参戦になるが、前走後はここを目標に間隔を空けて乗り込まれており仕上がりは上々。内ラチ沿いをうまく立ち回れば上位を狙える。

△10 クリノメガミエース(牝5、石橋満厩舎)は昨年の同レース3着馬。重賞では2、3着止まりになることが多く、どうしても決め手を欠く印象は拭えないが、今回も腹をくくって後方から追い込むスタイルを貫くだろう。前が止まれば浮上する。

おすすめの買い目

馬単
4→3・7・8・2・10(5点)

3連単(1軸流し) 4→3・7・8・2・10(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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