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アエノブライアン重賞初制覇なるか「佐賀王冠賞」（佐賀競馬）

14日（日）の佐賀競馬メイン第7レースは、重賞「第7回佐賀王冠賞」（佐賀競馬場2000メートル）。

◎1 アエノブライアン（牡6、池田忠好厩舎）は、前所属地の大井ではデビューから一貫してマイル以上を使われ7勝を挙げました。5月の佐賀転入後は1800メートルを3戦し、前走の阿蘇山特別（6月15日）を7馬身差で勝利するなど、いずれも連対。前々走の佐賀スプリングカップ（5月19日）はテイエムフェローが逃げ切りましたが、中団から1馬身半（コンマ3秒）差に迫っての2着でした。今回はそのテイエムフェローや、佐賀中距離重賞上位実績馬の登録がなく、重賞初制覇のチャンスとなりそうです。

○3 ダイキチホマレ（牡6、池田忠好厩舎）は、大井からの転入初戦です。移籍前は2月のC1級選抜から前々走のB2B3級選抜まで、1600〜2000メートルで5戦連続で馬券圏内を確保していました。重賞勝ち馬が不在のこのメンバーなら、初戦から優勝争いまで警戒したいところです。

▲4 リネンファッション（牝7、濱田一夫厩舎）は、JRA所属時の21年JBCレディスクラシックJpnI（金沢1500メートル）で3着。その後の浦和、川崎所属時も牝馬限定ダートグレードで3度掲示板内に進出しています。3月の佐賀転入後は大敗が続きましたが、ここ2走は勝ち馬から1秒前後の差で掲示板内確保と、立ち直りの兆しを見せています。

△6 ブルーアロー（牡5、古賀光範厩舎）は、前走が高知からの転入初戦で、A2級（6月23日、1300メートル）を勝利しました。高知では5戦し1400メートル戦での1勝のみでしたが、その前の兵庫所属時は中距離で4勝を挙げており、距離延長で侮れない存在です。