兵庫
2024年07月18日
実績魅力キリンジが突き抜ける「盛夏特別」(園田競馬)
18日(木)の園田競馬メイン第11レースに「盛夏特別」(A1一、園田競馬場1700メートル)が行われる。
◎7 キリンジ(牡4、新子雅司厩舎)は昨年の兵庫チャンピオンシップJpnIIやジャパンダートダービーJpnIなど、ダートグレードで2着3回の実績が光る。追い切りでは圧巻の動きを見せており、転入初戦から仕上がりに抜かりはない。レースでは位置取り不問で自在性があり、どのような展開にも対応できそうだ。次走予定の摂津盃出走に向けて、是が非でも賞金を加算しておきたいところだ。
○3 ツムタイザン(牡6、木村健厩舎)は摂津盃連覇を目指して、このレースを叩き台に選んだ。休養先でしっかり乗り込まれており力を出せる状態だが、今回は最も重い58キロを背負う点が鍵になりそうだ。
▲2 メイショウハクサン(牡7、森澤友貴厩舎)は3番人気だった六甲盃で末脚不発に終わって9着に敗れたが、逃げ切ったラッキードリームがかなりのスローペースに落としていたため、後方にいた馬には出番がなかった。少し暑さを気にする感じはあるが、下原理騎手との初コンビで変わり身を見せたい。
☆5 スマイルサルファー(セン6、渡瀬寛彰厩舎)は脚部不安から10カ月の休養を挟んでいたが、復帰戦の前走で2着と見せ場をつくった。1度叩いた上積みは大きく、今回も前走同様に前々で運んで粘り込む。
△6 サンライズホープ(牡7、柏原誠路厩舎)は六甲盃で4着に入り復調の兆しを見せた。道中で気を抜く面があり1700メートルは少し忙しい印象だが、吉村智洋騎手との初コンビは見物。豪腕を背に22年みやこステークスGIII以来の勝利を目指す。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)