ばんえい
2024年07月20日
マオノダイマオーの末脚期待「ユリウス特別」(ばんえい帯広競馬)
7月20日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースは「ユリウス特別」(B1級-2組)が行われます。
前開催は通算収得賞金での番組編成だったため、各馬の比較が難しい特別戦といえます。前走B1級-3組からは2着ミヤビウルフ、3着ジェイファイター、4着タカラウンカイなど5頭、5歳オープン・白鳳賞から4着チャチャクイーン、B1級-2組から2着キタノボブサップ(牡7、服部義幸厩舎)、3着コマサンタカラなど3頭、B1級-1組1着のロングビユウテイ(牝7、西弘美厩舎)からなる10頭立てです。今週末の帯広の天候が微妙で雨もありそうですが、天気次第ではひと波乱ありそうです。
◎8 マオノダイマオー(牡8、松井浩文厩舎)680キロを本命に推します。雨予報で軽めの馬場での変わり身が見られそうなのが、前走8着で人気薄が予想されるこの馬です。今季は4走目のB2級-3組でフェアリーマイに4秒6差をつけ初勝利を挙げていますが、近走は相手強化と重めの馬場でのパワー勝負になり、ゴール前で失速して勝ち切れていませんが、軽めの砂なら一瞬の切れ味が持ち味のマオノダイマオーに勝利の期待がかかります。
○5 ジェイファイター(牡7、平田義弘厩舎)680キロが対抗です。今季は未勝利ですが、9戦して2着3回、3着2回、4着2回と、勝ち負けのところにいる障害巧者です。前走のB1級-3組はマツノタイガー、ミヤビウルフが相手でしたが、スタートから果敢に先行し、障害も2番手で切り、最後は粘れず3着と敗れていますが、勝ち馬マツノタイガーとの着差は3秒3と僅差でした。
▲6 タカラウンカイ(牡8、中島敏博厩舎)680キロが3番手です。今季は2勝を挙げています。少し展開に注文が付くタイプですが、道中息が入る展開になった時には、終いは確実に伸びてきます。前走4着も見せ場十分のレース内容でした。
(文/小寺雄司)