ばんえい
2024年07月21日
前走圧勝ツガルノヒロイモノに連勝機「ボートレース福岡杯」(ばんえい帯広競馬)
7月21日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ボートレース福岡杯」(A1級-1組混合)が行われます。
好不調がはっきりしたメンバー構成での一戦。5歳牡馬オープン・瑞鳳賞1着ツガルノヒロイモノを筆頭に、同2着ヘッチャラ、旭川記念3着コマサンエースが前走で好走している有力馬で、今週末の帯広は雨予報で軽めの馬場が予想されますが、連日30度超えの夏日が続き馬体重の大きな減りには注意が必要です。
◎3 ツガルノヒロイモノ(牡5、長部幸光厩舎)710キロを本命に推します。前走の5歳牡馬オープンの瑞鳳賞を圧倒的な強さで今季初勝利を挙げている快速馬です。当時は週末の降雨で軽めの馬場でしたが、前半48秒のハイペースを自ら作り障害もひと腰先頭で決め、直線での一人旅は余裕さえ感じさせる歩きでした。今回は相手強化と前走から20キロの重量増と厳しい条件が重なりますが、当日は雨予報で軽めの砂なら再度の逃げ切りに期待が掛かります。
○9 コマサンエース(牡8、金田勇厩舎)710キロが対抗です。旭川記念ではクリスタルコルドに11秒6と大差はつけられていますが、3着と健闘したのがコマサンエースです。今季は3走目のA1級-2組混合でツガルノヒロイモノに4秒6差をつけて初勝利を挙げています。先行タイプのツガルノヒロイモノをどの位置で差し切るかがポイントですが、道中楽に追走できる軽めの砂の方が展開は向いています。
▲2 ヘッチャラ(牡5、鈴木邦哉厩舎)710キロが3番手です。今季は7戦して2着2回、着外5回と未勝利です。前はテンに置かれる事が多く、忙しい競馬にはやや苦手意識がありましたが、前走は前半48秒のハイペースのなか先行勢についていき、結果1着ツガルノヒロイモノから8秒6差の2着は力を付けた証です。
(文/小寺雄司)