レース展望・予想

金沢

2024年07月28日

ナイター初日に行われる準重賞「金沢城鼠多門賞」(金沢競馬)

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催に戻りますが、7月28日(日)から8月6日(火)までの4日間は『ナイター4』と称して、金沢競馬場で初めてナイター開催を試みます。そのため発走時間が第1レースは12時30分ごろ、最終レースは19時以降に変更されます。

28日のメインカードは最終第12レースで争われる準重賞「金沢城鼠多門賞」(A1級二組・A2級、金沢競馬場1700メートル)で、ここを勝って今後の重賞挑戦に弾みをつけたいメンバーが顔をそろえました。

◎8 エイシンアンヴァル(牡7、中川雅之厩舎)は今春兵庫から移籍してきて、転入初戦で今回と同じ条件の準重賞・スプリング特別(1400メートル)を2番手抜け出しで快勝しています。その後の金沢スプリングカップ(1500メートル)で3着、利家盃(2000メートル)で2着、日本海スプリント(1400メートル)で2着と上半期の重賞戦でも馬券絡みを続けていました。前走は笠松のサマーカップ(1400メートル)に遠征して7着と奮いませんでしたが、好走実績が多い地元コースなら見直しは必要。1700メートル戦は金沢で初めてとなりますが、前戦地の園田では連絡みしていて問題はなく、得意な距離でしっかり巻き返して、リズムを取り戻したいところです。

○1 エムティアンジェ(牝5、佐藤茂厩舎)は前走のA1級二組(1400メートル)で勝ったハクサンパイオニアに大きく離されての4着も、直線外からしぶとく脚を伸ばして接戦の次位争いに加わっていました。今季ここまで4戦して開幕戦での1勝のみ。重賞4勝の実績を考えればもの足りませんが、暑い夏場でも追い切りをこなして順調に使えるようになったのは体質面が強くなった証拠です。今季まだ連対を外していない1700メートル戦に戻るのは好材料で、逃げた馬を前に見ながら先行できれば直線で抜け出すチャンスがありそうです。

▲6 タイサイ(牡8、井樋一也厩舎)は前走のA2級二組(1400メートル)を逃げ切って、開幕戦に続く今季2勝目を飾りました。放牧先で立て直されて約2カ月ぶりの実戦でしたが、大幅な馬体重増もなく、本来のスピードが発揮できました。500キロ超の大型馬だけに暑さの影響は心配ですが、中間は2本の追い切りを消化して、状態はキープできているようです。1700メートルに距離は延びますが、中央や南関東では1800メートル以上の中・長距離を使われていたことから距離延長は歓迎で、今回も後続を引き連れてマイペースの逃げに持ち込むことができれば、再び押し切りがありそうです。

△10 フィードバック(セン8、金田一昌厩舎)は前走のA1級二組(1400メートル)で、オートヴィルの強襲に遭い2着と勝ち切れませんでしたが、好位に控える競馬でも直線外からしぶとく脚を伸ばして5頭横並びの首位争いに加わったのは評価できます。勝ち切れないレースが続いていますが、転入初戦で圧逃した1700メートル戦に戻るなら復調のきっかけがつかめそうです。

△2 フラッグアドミラル(牡10、中川雅之厩舎)も今季はまだ1700メートル戦で馬券絡みを外していません。今回も先手争いがポイントになりますが、タイサイを抑えて早めに先頭に立ち、4コーナーまでリードできれば、直線粘り腰を発揮して際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
8⇔1・6・10・2(8点)

3連単(フォーメーション)
8→1・6・10・2→1・6・10・2
1・6・10・2→8→1・6・10・2(24点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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