ばんえい
2024年08月17日
地力上位トワトラナノココロ「アルタイル特別」(ばんえい帯広競馬)
8月17日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「アルタイル特別」(A2級-2組混合)が行われます。
前開催のA1級混合・道産牛乳飲んで健康に特別から5着トワトラナノココロ、6着ヤマトタイコー(セン7、久田守厩舎)など4頭、A2級混合・ベガ特別からは3着ノエルブラン、4着コウシュハハリアーなど3頭、ばんえいスタートロフィー8着のアアモンドキーマン(セン7、村上慎一厩舎)、A2級混合・しし座特別では出走取消となったホクセイサクランボ、2開催前のA1級-2組混合平場戦10着のセンリョウボスからなる10頭立てです。近走は精彩を欠いているメンバー構成で、当日の馬場状態も微妙でどの馬にも出番がある混合戦です。
◎5 トワトラナノココロ(牡7、平田義弘厩舎)700キロを本命に推します。今季は6月が初戦と使い出しが遅く4戦して未勝利ですが、昨季まではA1級で勝ち負けしていた実力馬。重賞勝ちはありませんが、2歳時にはイレネー記念2着と好走するなど重賞に駒を進めており、先行力と障害には定評のある馬です。1戦ごとに良化しており、障害のかかり次第では勝ち負けできる力を持った快速馬です。
○8 ノエルブラン(牡10、槻舘重人厩舎)690キロを対抗に推します。2番人気に支持された前走A2級混合のベガ特別では、スタートから果敢に先行集団を形成して、障害もレジェンドボスに続き2番手で切り、直線での叩き合いでマルモタイショウの3着と敗れていますが、果敢に前々で競馬したレース運びには好感が持てる走りでした。今回のメンバー構成を考量すると前半61秒のペースでも障害が切れるのは最大の武器となり、当時の1、2着馬が不在ならこの馬の逃げ切りが期待できます。
▲4 コウシュハハリアー(牡6、松井浩文厩舎)690キロが3番手です。終いは確実に伸びてくる末脚の持ち主ですが、押して行ってからの障害が課題で、掛かり次第では大駆けもあるタイプです。
(文/小寺雄司)