佐賀
2024年09月08日
ポリスヴィークルを筆頭に三つ巴「九州ジュニアチャンピオン」(佐賀競馬)
8日(日)の佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第35回九州ジュニアチャンピオン」(2歳、佐賀競馬場1400メートル)。
◎9 ポリスヴィークル(牝、北村欣也厩舎)は、新馬(7月27日、900メートル)ではサガノオジョウサンとゴーオールザウェイのハナ争いを見る3番手を追走。一旦はサガノオジョウサンが抜け出しますが、直線半ばから一気に差を詰めて、クビ差交わし勝利しています。前走のデネブ特別(8月24日、1300メートル)では、テイエムサガボーイとの先行争いを制してハナに立つと、危なげなく押し切って、サガノオジョウサンに4馬身(コンマ8秒)の差をつける圧勝でした。今回の出走馬で2歳1組や特別を勝っているのはこの馬だけで、3連勝も十分狙えそうです。
○2 ミトノドリーム(牝、平山宏秀厩舎)は、新馬(6月30日、900メートル)では、2着スマイルブロッケンに6馬身(1秒1)差をつける圧勝。好スタートからハナを切ったムーンフラッシュを3コーナーで交わすと、直線入口では3頭の争いでしたが、直線で一気に差を広げています。
▲6 ダイメイヒロイン(牝、平山宏秀厩舎)は、新馬(6月1日、900メートル)では3頭の争いを制して先頭に立ち、そのまま押し切りスイートアマレットに1馬身(コンマ2秒)差をつけて勝利しています。ミトノドリームとも新馬戦以来の出走ですが、重賞でも優勝争いできそうなレースぶりでの勝ちあがりでした。
△4 サガノオジョウサン(牝、土井道隆厩舎)は、新馬、デネブ特別ともにポリスヴィークルの2着でした。新馬は先頭でゴールする直前に交わされており、上位争いへ食い込む力はありそうです。
(文/上妻輝行)