岩手
2024年09月09日
ラブロック逃げ切り濃厚「夢・希望 未来へ前進」(水沢競馬)
9日(月)の水沢競馬メイン第12レースは「夢・希望 未来へ前進」。今回はB1級一組・水沢競馬場1600メートルで行われます。
◎3 ラブロック(牡7、関本浩司厩舎)は岩手デビューで新馬戦を快勝。2歳重賞・ビギナーズカップで3着を確保しました。一度、北海道へ移籍しましたが、22年12月に再転入。通算11勝をマークし、今季も2勝、2着1回。近2走は着外でしたが、自分の競馬ができなかったのが敗因。今回は5頭立ての少頭数に加え、単騎逃げが打てるメンバー構成。マイペースに持ち込んで首位を奪回するチャンスです。
○2 コマビショウ(牡9、菅原勲厩舎)はJRAダート4勝・オープンに在籍。その後、南関東、東海と転籍して岩手入り。競走除外明けで仕切り直しの転入初戦は8着に終わりましたが、以降は圧巻の3連勝。鮮やかなまくりが冴え渡りました。オーガストカップ2着、前走3着と足踏みしましたが、今回は相手有利。スローペース必至ですが、自力で台頭できるのが強みです。
▲5 モール(牡5、畠山信一厩舎)はJRA中山ダート1勝、2着1回から転入。今季は最下級C2からスタート。条件が大幅に緩和され、4勝、2着1回の好成績を収めました。前走8着の評価が微妙ですが、夏負けの影響。しかし最近は朝晩が涼しくなって体調回復。反撃に転じます。
△1 エスペルト(セン7、板垣吉則厩舎)は昨年8月、南関東B3級から転入し3勝、2着1回。オープン入り疑いなしと言われましたが、脚部不安が発生して戦列離脱。復帰後は入着一杯ですが、復調の兆しをうかがわせています。
(文/松尾康司)