兵庫
2024年09月27日
スマートセラヴィーが転入初戦から好機「スポニチなにわ賞」(園田競馬)
27日(金)の園田競馬メイン第11レースに「スポニチなにわ賞」(A1A2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎2 スマートセラヴィー(牡8、永島太郎厩舎)は船橋からの転入初戦。JRAでは5勝を挙げ、4走前の浦和のオープンでは後方から豪快に差し切って勝利しており、8歳馬でも実力は健在。転入後も軽快な動きを見せており、力を発揮できそう。先週の園田チャレンジカップが終わった直後でここには一線級のオープン馬が不在となれば、いきなり勝ち負けになる。
○6 グリーンシアター(牝5、飯田良弘厩舎)は今年の6月に戦列復帰してから結果が出なかったが、前走はこの馬らしい切れ味がよみがえって10カ月ぶりの勝利を挙げた。ここ2走の内容を見ればリズムを取り戻した可能性が高く、牝馬らしい切れ味抜群の末脚を発揮できそうだ。
▲9 グランドルチル(牡5、諏訪貴正厩舎)は2年前までC3だったが、1戦ごとに力をつけてA1まで昇級を果たした。前走は2走前よりも時計は遅かったが、直線に入って手前を替えてからの伸びは抜群で、今はまさに絶好調。1400メートルの方がさらに脚をためて運べそうで、好勝負になる。
☆5 バウチェイサー(牡5、新子雅司厩舎)は休養明けになると大幅な馬体増で出走することが多かったが、3カ月ぶりの前走は500キロを切る馬体で出走できており、中間の乗り込みがうまくいったことを証明した。結果は3着だったが、たたき良化型であることを考えれば収穫のある一戦だった。今回は54キロで出走できる恩恵を生かしたい。
△7 ロングファイナリー(セン8、森澤友貴厩舎)は兵庫へ再転入してからまだ結果が出ていないが、今回は中団から脚をためて運ぶ作戦を示唆しており、豪快な末脚が復活するか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)