兵庫
2024年10月02日
期待の3歳馬ピコイチが押し切る「棋士のまち加古川特別」(園田競馬)
10月2日(水)の園田競馬メイン第11レースに「棋士のまち加古川特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎6 ピコイチ(牡3、長倉功厩舎)は大井でデビューから3連勝。門別転入後も星雲賞で2着と重賞で結果を残してきた。門別では1200メートルを使われていたが、マイルまでは守備範囲。今回は1400メートルになるがコーナー4つでも難なく対応できる。今後は11月7日の楠賞参戦を視野に入れており、初戦から結果が求められる。
○3 タイキザモーメント(牡7、松平幸秀厩舎)の前走は大雨の影響で先行馬に有利な展開になってしまったが、しぶとく伸びて2着を死守した。今回は叩き2走目で前走以上の伸びを見せるだろう。
▲7 ヤマニンリジッド(牡4、松平幸秀厩舎)は追い込み一辺倒で、前走のような強力な先行馬がいると太刀打ちできなかった。今回は先行馬に有力馬が少なく、決め手勝負になると逆転までみえてくる。
☆4 ハードボイルド(牡4、高本友芳厩舎)の前走は隣の馬がスタート後に落馬した影響で先行することができず後方のまま入線した。1度叩いて今度は息遣いも良くなるだろうし、本来の先行策で見直したい。
△8 ワンダーアマルフィ(牡7、木村健厩舎)の前走はブリンカーを着用した効果で最後まで集中できた点が収穫だった。今回も早めのスパートで上位を狙う。
△10 ガールズヒロイン(牝6、有馬澄男厩舎)もワンダーアマルフィ同様に前走はブリンカーを着用した。雨の影響でペースが速くなって粘り切れなかったが、もう少しペースが落ち着くと粘り込める。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)