佐賀
2024年10月20日
テイエムサウスダン佐賀重賞初制覇なるか「佐賀オータムスプリント」(佐賀競馬)
20日(日)の佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第7回佐賀オータムスプリント」(佐賀競馬場1400メートル)。
◎10 テイエムサウスダン(牡7、平山宏秀厩舎)は、JRA所属時にダートグレード5勝の実績馬。2月に佐賀へ転入し、3走前の菊池川特別(5月4日、1400メートル)で当地初勝利を挙げました。夏場は休養し、前走の佐賀オータムダッシュ(9月28日、900メートル)は勝ち馬から1秒2差の5着でしたが、6月以来の休み明けと距離不足が敗因でしょう。一度叩かれての上積みで優勝争いまで期待したいところです。
○2 グローリー(牡5、大島静夫厩舎)は、昨年の佐賀オータムスプリントは6着でしたが、勝ち馬からはコンマ5秒差でした。その後は中距離戦を主に使われ、中島記念(1800メートル)2着など、馬券圏内に11回進出と安定しており、重賞初制覇も十分狙える力をつけてきています。
▲4 テイエムフォンテ(牡5、平山宏秀厩舎)は、6月に佐賀へ転入。3走前のサマーチャンピオンJpnIII(9月1日、1400メートル)が10着だった以外は4勝、2着1回とすべて連対しています。4勝はB級やA2級でのものですが、重賞の吉野ヶ里記念(7月28日、1400メートル)でもテイエムフェローから2馬身(コンマ4秒)差の2着と、A級上位でも互角の戦いを見せています。
△7 ロードミッドナイト(牡6、池田忠好厩舎)は、JRA所属時は1400メートル以下で2勝を挙げ、今年4月に高知へ移籍し、初戦、2戦目を連勝しました。佐賀転入初戦から重賞挑戦ですが、上位への食い込みまで警戒したいメンバー構成となっています。
(文/上妻輝行)