岩手
2024年11月24日
距離延長でノーブルサターン反撃「北上川大賞典」(水沢競馬)
24日(日)水沢競馬メイン第12レースは岩手競馬の最長距離戦「第46回北上川大賞典」(水沢競馬場2500メートル)。
◎2 ノーブルサターン(牡10、板垣吉則厩舎)は昨年の覇者。続いてトウケイニセイ記念、桐花賞と2連覇の偉業を達成し、年度代表馬に選ばれました。今シーズンも赤松杯から始動してシアンモア記念連覇を狙いましたが、伸びを欠いて3着。その後は立て直しに専念させて4カ月半休養。9月に復帰して初戦を2着にまとめましたが、続くすずらん賞は5着。年齢的なものか判断に迷うところですが、長距離戦に替わって反撃に転じます。
○10 フレイムウィングス(セン7、酒井仁厩舎)は中央ダート2勝、川崎1勝・南関東B1から転入。未勝利ながら昨年、北上川大賞典、桐花賞で連続2着。いわゆるじり脚タイプで典型的なステイヤー。前走・すずらん賞も1800メートルを味方に2着を確保し、悲願の重賞タイトルを手にするチャンスです。
▲5 サクラトップキッド(牡3、伊藤和忍厩舎)は東北優駿2着からやまびこ賞を快勝。待望の初重賞を獲得しました。古馬初戦の青藍賞でも3着に突っ込んで通用を証明。スロースターターですから2500メートルは望むところでしょう。
△11 ライアン(牡5、佐藤浩一厩舎)はダート変更の交流・せきれい賞を快勝。2カ月ぶりの前走すずらん賞は6着でしたが、ひと叩きされて上昇確実。
△9 ゴールドギア(牡9、伊藤和忍厩舎)はダート未勝利ですが、一條記念みちのく大賞典3着、すずらん賞3着。長丁場向きは明らかです。
△6 ハクシンパーソナル(牡6、千葉幸喜厩舎)は前走快勝。中央での1勝がダート2400メートルですから距離歓迎。
(文/松尾康司)