ばんえい
2024年12月07日
3歳牝馬カフカが逃げ切るか「射手座特別」(ばんえい帯広競馬)
12月7日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「射手座特別」(B2級-1組)が行われます。
出走メンバー10頭中、3歳馬がばんえいオークス2着のカフカ、B1級-2組混合9着アヤノダイマオーの2頭、4歳馬がB1級-2組混合4着タイガ、同5着コウシュハメジャー(牡4、平田義弘厩舎)、B2級-1組1着コブダイヤなど8頭と若馬が多いのがポイントの特別戦です。勢いある若馬による一戦に加え、レース当日の十勝地方はマイナス7度の凍れもあり、時計勝負の競馬が予想されます。
◎2 カフカ(牝3、金田勇厩舎)665キロを本命に推します。今季は16戦して5勝、2着7回、3、4着各2回の好成績を挙げています。前走のばんえいオークスは断然人気のスマイルカナとは同量の670キロで障害は先頭で切りましたが、2番手のスマイルカナに差し切られ2着と敗れていますが、着差は2秒4の僅差。ここは4歳馬が相手となりますが、スピードと障害自慢。軽量を生かしての逃げ切りが可能です。
○3 タイガ(牡4、大橋和則厩舎)695キロが対抗です。前走はB1級-2組混合でコマサンタカラの4着と敗れていますが、着差は僅か2秒7。今季は4勝を挙げているスピードタイプ。今回は一時雪予報もあり、軽めの馬場を味方に付けて逃げ切りが期待できます。
▲7 コマサンリキ(牡4、金田勇厩舎)695キロが3番手です。前走はB2-1組・五稜郭特別でトウケイレーヴの2着と健闘しています。初の特別重量で一気に45キロ増となりましたが、障害はひと腰で切れています。前走と据え置き重量の695キロなら勝ち負けの力は持った馬です。
(文/小寺雄司)