佐賀
2024年12月21日
A級特別で上位安定のフェブキラナに期待「玄界灘特別」(佐賀競馬)
21日(土)佐賀競馬メイン第5レースは「玄界灘特別」(A1級、佐賀競馬場1400メートル)。
◎1 フェブキラナ(セン6、大島静夫厩舎)は、前走のA1級(12月8日、1400メートル)では2番手から向正面で先頭に立ちましたが、ゴール寸前でアイリッシュセンスにクビ(コンマ1秒)差交わされての2着でした。7月の吉野ヶ里記念(1400メートル)で5着の後は5戦いずれも馬券圏内を確保しています。今回は前走の勝ち馬や、前開催のウインターチャンピオン(12月8日、1400メートル)の上位馬の出走がなく、引き続き優勝争いとなりそうです。
○3 オールスマート(牡8、鮫島克也厩舎)は、前々走の嘉瀬川特別(11月23日、1400メートル)では逃げたフェブキラナの5番手を追走し、最後に同馬に1馬身1/4(コンマ2秒)差に迫る2着でした。前走のウインターチャンピオンも前々走同様の位置取りでしたが、直線で伸びず8着敗退。前走は先行馬が揃った一戦でしたが、今回は前の争いが楽になりそうで、前走より前の位置を確保しての巻き返しに期待したいところです。
▲7 ダイモーン(牡6、大島静夫厩舎)は、前走のA1級では6番手を進みましたが、前との差を詰められずに勝ち馬から1秒7差の5着でした。昨年10月以降は勝ち星がなく、近走は勝ち馬から1秒以上の差を付けられることが多くなりましたが、前々走や4走前は先行策から3着を確保しており、展開次第で上位進出は狙えそうです。
△6 リーチ(牡6、真島正徳厩舎)は、5月以来だった前走の嘉瀬川特別では後方のまま勝ち馬から1秒4差の8着でした。休み明けを1度使われての浮上を期待したいところです。
(文/上妻輝行)