ばんえい
2024年12月21日
トウケイレーヴの巻き返しに期待「カトレア特別」(ばんえい帯広競馬)
12月21日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「カトレア特別」(B1級-1組)が行われます。レース当日は雪予報もあり、時計勝負の競馬が予想されますが、流れが速いレースは障害の巧拙が勝負を左右します。
◎8 トウケイレーヴ(牡4、金田勇厩舎)715キロを本命に推します。今季は5勝を挙げています。前走のシリウス特別は1番人気に支持されましたが、同型馬が多くサクラヤマトの3着と敗れています。持ち前の障害力を生かし逃げ切るのが勝ちパターンですが、テンから積極的に押して行きましたが、直線で脚が上がり決め脚の差が出たのが敗因もはっきりしています。今回は1着馬不在で着差3秒2差なら再度の期待が掛かります。
○2 コウシュハテンセイ(牡4、岩本利春厩舎)715キロが対抗です。6走前のB2級-2組を1コースで7着、続くB2級-1組混合は1コースで勝利したものの、その後のB2級-1組は1コースでトウケイレーヴの4着、夕刊フジ杯は9コースでジェイホースの2着、十勝岳特別も10コースでマツノタイガーの4着と、近走は端コースが多く本来の力は発揮できずに終わっています。前走は久々の中コースで好位を進み5着でしたが、障害はひと腰で切れていました。
▲1 ローランド(牡4、槻舘重人厩舎)715キロが3番手です。近走は直線で甘さが出て勝ち切れないレースが続いていますが、前走はゴール直前に二の脚を使い、勝ち馬からコンマ3秒の僅差2着と健闘しています。今回は鈴木恵介騎手が久々の騎乗も、変わり身が期待されます。
(文/小寺雄司)