兵庫
2024年12月26日
エイシンテムジンとキクノルメイユールの力比べ「太子ひまわり特別」(園田競馬)
26日(木)の園田競馬メイン第11レースに「太子ひまわり特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎3 エイシンテムジン(牡4、飯田良弘厩舎)は兵庫へ転入してから、鋭い末脚を武器に11戦8勝。1度も4着以下がなく堅実にまとめている。前走も仕掛けてからスパッと切れたわけではないが、ゴール前で先行馬をしっかりと捉えて勝利をもぎとった。今回も先行馬がそろっておりスローペースになることはなさそう。この馬の決め手を発揮できる。
○7 キクノルメイユール(牡3、田中範雄厩舎)の前走は2番手をキープしていたが3〜4コーナーで反応が鈍くなった。それでも直線ではもう一度ハミを取り直して盛り返し2着をキープした。今回もスターキーとの先行争いになりそうだが、無理に競り合うことなく折り合いをつけて進めていきたい。
▲1 モイル(牝4、保利幸作厩舎)は3走前に現級を勝利しているが、ここ2走はメンバーがそろって伸びを欠いている。今回も上位2頭は強力だが、今回は1枠を引いてこの馬の好走パターンである内を回る競馬ができそうだ。巻き返しを狙う。
☆2 ホウオウライジン(牡8、田中一巧厩舎)は5カ月ぶりの前走でエイシンテムジンからコンマ2秒差の5着に好走した。1度叩いた効果でさらに反応が良くなるだろう。内をうまくさばくことができれば再び上位争いに食い込める。
△5 ポリクシニーズ(牡5、森澤友貴厩舎)は前走で着順を落としたが、2走前のように内をうまく立ち回ることができれば差を詰められる。
△6 スターキー(牡4、橋本忠明厩舎)は再びキクノルメイユールとの先行争いになるが、ハナは譲らないだろう。馬体がもうひと絞りできれば粘り込める。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)