佐賀
2025年01月26日
中距離で台頭ハクアイアシストの重賞2連勝か「花吹雪賞」(佐賀競馬)
26日(日)佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第66回花吹雪賞」(3歳牝馬、四国・九州地区交流、佐賀競馬場1800メートル)。
◎4 ハクアイアシスト(東眞市厩舎)は、前走の佐賀若駒賞(1月5日、1750メートル)では先頭から最後方まで縦長の隊列の9番手を進み、向正面に入ると徐々に位置取りを上げていき4コーナーでは2番手まで進出。直線粘り込みを図るムーンオブザエースをゴール直前でクビ差(タイム差なし)交わしての重賞初制覇でした。ここまでの3勝のうち2勝は中距離戦でのもの。前走から相手強化もそれほどなく、引き続き優勝争いとなりそうです。
○3 アイベット(高知・打越勇児厩舎)は、高知では4戦して、デビュー2戦目のペガスス特別(9月22日、1300メートル)を逃げ切って勝利しています。前走のネクストスター高知(10月27日、1400メートル)ではドライブアウェイから4秒7差の10着に敗退。それ以来の実戦の上、初遠征、初距離と厳しい条件ですが、佐賀所属馬で重賞勝ち馬はハクアイアシストのみというメンバー構成なら浮上の余地はありそうです。
▲1 ダイメイヒロイン(平山宏秀厩舎)は、中距離戦への出走は5走前のカペラ賞(10月6日、1800メートル)のみですが、その時は2番手を進みポリスヴィークルからコンマ4秒差の4着とまずまずの内容でした。ここまで安定した先行力を見せており、粘り込みを見せられれば優勝争いまで狙えそうです。
△6 プレミアムカインド(山田徹厩舎)は、佐賀若駒賞ではハクアイアシストのやや後ろを進み、一度も同馬の前に出ることはできませんでしたが、よく追走しコンマ4秒差の3着を確保しました。
(文/上妻輝行)