佐賀
2025年01月05日
中距離実績あるハクアイアシストとアオイノユメの争い「佐賀若駒賞」(佐賀競馬)
◎12 ハクアイアシスト(牝、東眞市厩舎)は、中距離戦初出走だった前々走のベテルギウス特別(11月17日、1750メートル)では、4頭立てで最後はこの馬とアオイノユメ、パームビーチの3頭がタイム差なしの接戦となりましたが、アタマ差抜け出し勝利しています。前走のフォーマルハウト賞(12月1日、1400メートル)では中団を進み、最後は外に持ち出してトサノマイヒメ(高知)からコンマ7秒差の3着を確保。佐賀勢同士に戻れば優勝争いが期待できそうです。
○1 アオイノユメ(牝、山田徹厩舎)は、2歳重賞では、初戦の九州ジュニアチャンピオン(9月8日、1400メートル)は10着でしたが、それ以外の3戦では掲示板内を確保しています。4走前のカペラ賞(10月6日、1800メートル)ではポリスヴィークルに1馬身(コンマ2秒)差2着、前々走のベテルギウス特別ではハクアイアシストにアタマ差2着と、中距離戦でも好成績を残しており、距離経験を活かして重賞初制覇まで狙えそうです。
▲4 ポリスヴィークル(牝、北村欣也厩舎)は、3走前のカペラ賞では逃げ切り勝ちを収めました。その後の重賞2戦はともに先行策を取りましたが11着でした。今回は佐賀デビュー馬限定戦となり、巻き返しのきっかけを掴みたいところです。
そのほか、ネクストスター佐賀(11月4日、1400メートル)2着の△5 ムーンオブザエース(牡、土井道隆厩舎)、2戦2勝で相手強化の一戦となる△7 ロトファイター(セン、真島元徳厩舎)にも注目したいところです。
(文/上妻輝行)