名古屋
2025年01月06日
前走快勝ヤマイチエスポの連勝期待「門松特別」(名古屋競馬)
1月6日(月)の名古屋競馬メイン第11レースは「門松特別」(A級3組、名古屋競馬場1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬たちばかりで激戦Vバトル。しかし味のある前走勝利が好印象の◎1 ヤマイチエスポ(牝6、今津博之厩舎)に魅力を感じる。転入初戦こそ伸び切れず善戦止まりに終わったが、ひと叩きした効果で前走、素早く変身成功。前半掛かったロスに、道中では主導権を奪われながらも2番手から絶好の手ごたえで抜け出し、5馬身差をつける完勝で名古屋初勝利を飾ってみせた。中央2勝で、南関東のB2でも勝利実績を持つ底力の証明でもあった。前走から100メートル短縮した1400メートル戦は中央戦歴や掛かりやすい面があり、プラスに作用する。最終追い切り気配も前走に続いて上々。2連勝に期待だ。
好調をキープし続ける○9 アルティメットサガ(牡5、榎屋充厩舎)が逆転候補の筆頭。決め脚がさえ渡り、脚質に自在性、柔軟性が出てきたのも新たな武器になっている近況。前走に続く1400メートル戦。互角のV候補と言える。
巻き返しをうかがうのは▲2 リトルパイングッド(牡8、坂口義幸厩舎)。前走は甘いスタートが影響し、不利な後方からのレースで6着に留まった。流れに乗ってスムーズにレースを運べれば持ち前のしぶとさを発揮していい。
高く安定した先行力を持つ△6 ブライトファントム(牡5、藤ケ崎一男厩舎)も軽視禁物。1700メートル戦ではラストに粘りが甘く勝ち切れない近況だけに、距離短縮を歓迎しそうだ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)