笠松
2025年01月07日
差し脚堅実パッドゥラパンが軸「睦月特別」(笠松競馬)
1月7日(火)の笠松競馬メイン第10レースは「睦月特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬がそろって混戦だが差し脚好調な◎4 パッドゥラパン(牝7、川嶋弘吉厩舎)に連軸の期待だ。昨秋のB級再昇級後、【1・3・1・1】。流れや展開に左右されるが直線で末脚を伸ばして好勝負する。同条件の前走(1600メートル)は甘いスタートと最内1枠スタートで道中包まれて、苦しい展開に。しかし直線外に進路を見いだして追い出すと反応鋭く、1馬身半差2着に突っ込む、価値ある走りでもあった。前走から200メートルの短縮だが距離は問わないタイプ。中間ムードは特に変わらず連対キープだ。
○7 マルヨミニスター(牝6、柴田高志厩舎)の前走8着をどう見るかもカギ。あおったスタートで道中の行きっぷりひと息で早々に失速し、見せ場なく終わった。ただ2走前にはA級3組特別で3着に粘ったように実績上位の存在。降級戦でもあり、前走だけで見限るのはやはり早計。流れに乗って運べば巻き返していい。
復帰後、高い先行力を披露するのが▲2 シャローナ(牝6、田口輝彦厩舎)。2走前こそ実績いまいちの中距離で5着に甘んじたが他の2戦は先行快勝劇で飾った。舞台は【6・1・4・7】と当地で得意の距離。有力なV候補の1頭だ。
穴は初の出張戦△8 ルルフィーユ(牝4、今津勝之厩舎)。近2走の地元名古屋では位置取りやレースの流れも悪く大敗に終わる。しかし転入当初の10、11月のB級、A・B級特別で連続連対したように地力を秘めるのは間違いない。手ごろな相手との対戦となる笠松戦。環境やコース変わりもあり、変身あっても驚けない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)