笠松
2025年01月10日
実績断然セブンカラーズ「プリマヴェーラカップ」(笠松競馬)
1月10日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「プリマヴェーラカップ」(A級1組・牝馬、笠松競馬場1400メートル)。2月に行われる重賞・ブルーリボンマイルのトライアルに10頭が出走する。
実績断トツの◎6 セブンカラーズ(牝5、川西毅厩舎)を素直に信頼したい。ご存じ、新馬デビューから無傷の8連勝で23年の東海ダービー(現在の東海優駿)を仕留めたトップホース。7カ月ぶりの実戦となった前走の地元A級2組は絶好の手ごたえで抜け出してからゴール寸前で甘くなったが、ブランクと余裕ある体を考えれば仕方なし。ひと叩きしたことで中間の調教、追い切りの動きはシャープになり前走から大きな上昇がうかがえる。2度目の笠松出張戦は、昨年に続く同レース参戦。脚質、戦法から小回りで馬場の軽い笠松コースは名古屋よりもフィットする絶好舞台だ。ここも力とプライドの走りを見せつけたい。
焦点は相手探しだが、同じ名古屋勢にやはり食指が動く。短距離戦に照準を絞って再び軌道に乗ってきたハッピーミークと、笠松巧者エイシンメヌエットだ。○2 ハッピーミーク(牝5、角田輝也厩舎)は近3走、920メートル戦2勝に、金沢へ遠征した重賞・徽軫賞でも3着など、短距離戦で好結果を残す。スタートと二の脚の速さが武器になっている。一方、▲7 エイシンメヌエット(牝5、今津博之厩舎)は【5・6・1・1】と当地と好相性を誇り、ともに馬券に欠かせない2頭と言える。
地元笠松勢では、ここ2走は位置取りひと息で掲示板止まりも△10 ベストフラワー(牝4、笹野博司厩舎)の反撃に期待がかかりそうだ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)