佐賀
2025年01月11日
ノヴェルウェイとダイメイヒロインの先行争い「ウインタースター賞」(佐賀競馬)
11日(土)佐賀競馬メイン第4レースは「ウインタースター賞」(3歳、佐賀競馬場900メートル)。
◎1 ノヴェルウェイ(牝、中川竜馬厩舎)は、門別でのJRA認定新馬(8月14日、1100メートル)ではスタート直後に先頭争いを制してハナに立つと、直線で後続との差を広げ、2着馬に7馬身(1秒4)差を付ける圧勝でした。その後は勝ち星がなく、佐賀での2戦も3着が最高着順ですが、今回は900メートル戦となり、先手が取れれば押し切り勝ちまでありそうです。
○7 ダイメイヒロイン(牝、平山宏秀厩舎)は、ここまでの7戦すべて逃げまたは2番手と先行力を発揮し、新馬(6月1日、900メートル)とアンタレス特別(9月22日、1400メートル)を勝利しています。重賞は4戦いずれも優勝争いには残れていませんでしたが、4着は3度確保とこの世代で上位の力は見せていました。今回は重賞上位経験馬が他にいないメンバー構成となり、9月以来の勝利も十分狙えそうです。
▲8 マナラナキラ(牡、真島元徳厩舎)は、門別で9戦1勝のあと、11月に佐賀へ転入。2戦目となる前走のアルデバラン特別(12月16日、1400メートル)では、逃げたダイメイヒロインの5番手を追走、直線で先頭に立つ勢いでしたが、外からビービーシャルムに1馬身(コンマ2秒)交わされての2着でした。前の争いが激しくなるようなら、好位からの差し切りまで狙えそうです。
そのほか、門別から転入初戦の△6 エイシンサフラン(牝、東眞市厩舎)、門別から佐賀転入後は2歳3組や2組で3戦連続連対(1勝)の△10 エムティピース(牡、真島元徳厩舎)らにも上位争いを期待したいところです。
(文/上妻輝行)